昨日のTV番組で紙の鍋に水を入れて沸騰させても燃えないのは気化熱が云々と言ってたのだが
回答者も結構その答で正解していたのでびっくりした。
問題は、紙で鍋(箱?)を作って水を入れて火にかけると、 水が沸騰しても紙が燃えないのはなぜか、 というものだ。 正解は、水が蒸発するときに気化熱を奪って紙の温度が燃焼点まで上がらない、 というものだった。 同様の説明が次のページにも出ている。
私の頃は、 これが燃えないのは「水が100℃を超えないから」と教わったような記憶があるのだ。 紙の燃焼点は200℃〜300℃、という記憶があった。 だから100℃では燃えない。 同じ説明が次のページに出ている。
本当に気化熱は燃えないことに関係あるのだろうか? 例えば蓋をすれば紙は燃えてしまうのだろうか? いや、沸騰するまでの間、そんなに水は蒸発していないと思うのだが、 紙はなぜ燃えないのだろうか?
例えば、0℃に近い水を入れて、表面を油で覆う。これで水は気化しない。 この状態で熱すると、気化熱が発生しないから紙は燃えてしまうのだろうか? いろいろ謎が多い。
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- 2008.10.20 Monday
- 独り言
- 04:18
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- by phinloda
ではなぜ水が100℃を超えないのかといえば,気化熱が奪われるからですね。
よって「水が蒸発するときに気化熱を奪って紙の温度が燃焼点まで上がらない」で正解です。、
>例えば蓋をすれば紙は燃えてしまうのだろうか?
>表面を油で覆う。
本当に気化を防ぐためにはその程度ではダメで、圧力をかける必要があります。
そうすると簡単に100℃を突破します。
(もっとも、200℃や300℃に達するようにするには、何気圧かければいいんだ?)